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アンコールワット/カンボジアの世界遺産

カンボジアの世界遺産「アンコールワット」は、12世紀前半、アンコール王朝のスールヤヴァルマン2世によって立てられたヒンドゥー教の寺院です。

15世紀にアンコール王朝が衰退し、王都がプノンペンに移ると忘れ去られた存在となってしまいましたが、19世紀になりフランス人によって紹介されたことにより、密林に埋もれていた神秘の文化「アンコールワット」が再び世界に知られることになったのです。

<アンコールワット>

アンコール・ワットとは「大きな寺」という意味で、環濠を含む大きさは東西約 1,500メートル、南北約 1,300メートルもあります。

インドの影響を強く受け、ヒンドゥー教と仏教の融合文化である「クメール文化」を表すレリーフが廊下や壁に施されており、回廊は「陸と山」、周囲の堀は「海」を表しています。

アンコールワットは、大伽藍(だいがらん)と美しい彫刻からクメール建築の傑作と称され、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれています。

カンボジアのアンコール遺跡群は、1992年、ユネスコ世界遺産の「文化遺産」に登録されました。

アンコール・ワットともにメジャーな「アンコール・トム」の巨大な5つの城門も歴史的価値が高く、特に世界一長大な浅浮彫や巨大な彫刻「バイヨンの微笑み」は有名です。

802年に創設され、1113年に完成した世界最大の宗教建築「アンコール」ですが、カンボジア内戦など戦争に翻弄され続けた過酷な歴史を持っています。
現在では平和を取り戻し、国際支援による保護・修復作業が今もなお続けられています。



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